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 文学の道公園はふるさと創生事業として、平成元年11月に総事業費1億円をかけて完成されました。もともとここは島崎川(しまさきがわ)でしたが、昭和58年の洪水により河川の改修が行われ、新しく島崎川を作るとともに従来の川敷を埋めて550mの帯状の公園にしたものです。
 この公園には諏訪にゆかりのある19名の文学者の石碑が配置されているほか、ベンチ、遊具、小川、トイレなどが配置されています。

 この公園の碑についてのパンフレットは諏訪市役所ロビーの受付で無料でもらうことができます。ただし、市庁舎が開いている日時だけで、それ以外の時間に入手を希望する場合は事前に市役所に電話をしておけば、土日・祝日に通用門から入って入手が可能とのことでした。
 パンフレットは諏訪市教育委員会が作成したもので、平成元年11月24日発行、11ページの中に各文学者名、作品の写真、文学碑の内容、文学者の略歴、台石の説明が書かれています。しかし、残念ながらオリジナルパンフレットのコピーを綴じたもので、写真が全く不鮮明ですし、文学者の氏名も一部不鮮明なものです。

石碑の紹介
文学者名 碑   文 略   歴
諏訪忠虎 ひとつまみ おごるすみれの 幾ところ すわ ただとら。第4代高島藩主。俳号は闡幽(せんゆう)。
河合曽良 袂から 春は出たり 松葉銭 かわい そら。江戸前期の俳人。芭蕉と「奥の細道」の旅に随行。正願寺に曽良のお墓があります。
また、麗人酒造の地ビール工場は曽良の生誕地です。
森山汀川 きさらぎの 七日古墳を 見あるきて 陽のやわらぎに かぜは寒しも もりやま ていせん。富士見町出身の歌人。
二村傳次  諏訪平 こめし朝霧 はれゆくに 湖のみが光る ほのけさ にむら でんじ。上諏訪出身の歌人。
河西周徳 呵られた むかし 戀しや 雪まるけ かさい しゅうとく。上諏訪出身。江戸時代の俳人。曽良研究者。
四賀光子 不二を正座に 八つと甲斐駒 侍立志て 雲乃どん帳 志つ可に下りくる しが みつこ。長野市生まれ。明治の歌人。
藤森素檗 杖さえも 若菜色なる あした哉 ふじもり そばく。上諏訪生まれ。江戸後期の俳人。
藤森成吉 戯曲「何が彼女をさうさせたか」 父親は死に母親は情夫と駆落した。・・・ ふじもり せいきち。大正、昭和の小説家、劇作家。上諏訪生まれ。
土田耕平 八ノ字山
 八ノ字山の八ノ字コウロ 雪がこんこんふってゐる どこのお家も・・・
つちだ こうへい。大正、昭和の歌人。上諏訪出身。
新田次郎 武田信玄 第一回 早春孤影 晴信は石水寺へ馬を走らせることが・・・ にった じろう。昭和の小説家。上諏訪生まれ。
正願寺にお墓があります。
平林たい子 「秘密」 雨の日にひょっくり兄が来た。雨粒のついたまヽ茶の間に座ると ひらばやし たいこ。諏訪中洲出身。
諏訪には「平林たい子記念館」があります。
島木赤彦 諏訪の殿様牡丹餅好きで 宵に九つ朝七つ 二つのこして・・・ しまき あかひこ。明治、大正のアララギ派歌人。上諏訪出身。角間天神社の近くに生誕地があります。柿蔭山房は赤彦の住まいだったところ。
下諏訪博物館には多くの多くの遺品があります。
岩波其残 四方拝 すま勢られ しか 山可つら いわなみ きざん。江戸後期〜明治の俳人。諏訪文出村出身。文出に生誕地の石碑があります。
木村岳風 諏訪八景
富岳倒(さかしま)に映る衣ヶ崎の暁 漁舟頻に漁る高浜の夕 ・・・
きむら がくふう。詩吟岳風流の創始者。上諏訪生まれ。お墓が地蔵寺にあり、その下に木村岳風記念館があります。
関 紫竹 夏痩に 况や 妹の 詩三昧 せき しちく。諏訪郡高木村出身。眼科医で俳人。
田中周三 志つ可なる低き 曇りの晴れゆけり 水うみの上靄 たちながら たなか しゅうぞう。大正、昭和の歌人。豊平村生まれ。
原右ヱ門 山茶花に あられ降 やむ 曇凪 はら うえもん。 諏訪中洲出身。明治、大正、昭和の俳人。
小平雪人 犁(すき)を載せて 帰る小船や 梅の花 こだいら せつじん。諏訪郡湖東村出身。明治、大正、昭和の俳人。
諏訪忠誠 秋日詠月前船 歌  
 こぐ舟の 行衛もそれと みつうみの 波に照らそう 秋の夜のつき
すわ ただまさ。第九代高島藩主。
高島城から諏訪市役所方面に向かい、八十二銀行の交差点から右に曲がって200m行くと道が左にカーブしてラーメン店「テンホウ」があります。その手前の公園が文学の道公園です。自転車では案内標識が少ないので注意しましょう。
地図は高島城の地図を参照してください。
文学の道公園 諏訪市のホームページです。
諏訪湖の四季 文学の道公園の石碑をスライドショーで見ることができます。

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