レンタサイクル
 アトイーズ

2004.11.1撮影
諏訪市と茅野市の中間くらいの山麓に「ニョウ」と呼ばれる藁(わら)を積み上げたものがあります。昔はこのようにそれぞれの農家が藁を乾燥保管していたのですが、現在はコンバインなどの機械化農業により藁は粉砕して土に戻すことが行われており、この景色はとても珍しい景色です。

信濃毎日新聞からの引用記事(2004.10.19)

 諏訪市四賀神戸の稲刈りを終えた田に、脱穀したわらを積み上げた「ニョウ」が現れた。卵にとんがり帽子を載せたような形で、冬期にわらを乾いたまま保管する昔ながらの工夫。農業矢島秀一さん(六八)が「諏訪ではここだけでないか」と伝統をつなげている。
 大きさは高さ約三・五メートル、直径約一・五メートル。垂直に打った心棒と短い五本のくいで土台を作り、八百束ほどのわらを心棒にかませながら円を描くように積み上げる。地上からわら束を渡す弟の弘之さん(六六)と連携、最後に先端に雨よけの「ニョウ笠(がさ)」を置き、一時間半ほどで一つのニョウが完成した。
 ニョウ作り名人だった父を手伝ったこともある秀一さんが九三年、久しぶりに作ったところ、写真や絵の愛好家の評判に。地元でも「今年はまだかね」と声がかかる。
 「使い道がないからもらって」というわらも引き取り、今年は二日に分けて、四つも作り上げた。
 「面白半分で始めたけど、やめるにやめられなくなった」とうれしそうに笑う。わらは来春、自宅のリンゴ畑に敷く予定だ。

所在地 諏訪市四賀神戸(ごうど)
アトイーズからは自転車で20分程度かかります。JR中央本線の山側(西側)の道(旧甲州街道)が便利ですが、多少アップダウンがあります。
国道20号は分かりやすいですが、途中歩道が狭くなっているところもあり、やや危険です。
頼重院のページを見るともう少し全体的な場所が把握できると思います。
原村便り 原村にも「ニョウ」があるようです。雪をかぶったニョウ
「藁塚放浪記」が発刊
2005年11月に石風社から「藁塚放浪記」が発刊されました。写真家の藤田洋三氏が30年をかけて全国を歩いて集めた藁塚を300枚の写真と共に紹介しています。諏訪のニョウも面白いですが、各地にも面白い藁塚がたくさんあり、独特の景色を形作っています。
 アトイーズはこの本に諏訪のニョウの写真を提供しています。
興味がありましたら、一度ごらんください。

石風社のHP
 (注文も可能です)
 

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